ポケトークW POCKETALK_W 翻訳専用機 ポケトークの新型登場! その使用感と気になる部分

海外旅行の好きな僕は、以前より翻訳機というものにとても興味があったのですが、とりあえずスマホの翻訳アプリでそれほど不自由を感じていなかったので、購入することはなかった。
でもやっぱりスマホの場合は、まずスマホを立ち上げてからアプリを立ち上げ、それから会話に入るという面倒くささが先に立ち、結局海外では手ぶり身振りで意思を伝えるか、もう会話を諦めるかという2択が多くて、最近はやっぱり専用機があったら少しは違うかなと思ってた。

Amazonで翻訳機を検索すると、あるわあるわ、もちろんポケークをはじめ以前にはなかったようなバリエーションで商品が並んでいる。
Amazonでのはじめての買い物は、レビューを参考にするのだけど、その中でもイージートークというのが高評価で、価格もそこそこでディスプレイも大きくて使いやすいかなと思っていた。
と、そこに早くもポケトークの二代目が登場!
二代目というからには初代機の短所を改良したものに違いない!、使ってみたい~と思っていたら運よく二代目のポケトークを入手。
これで次回の海外旅行が楽しみになった。
けど、まだ海外で使ってないのでほんとうのところのレビューは難しいけど、使ってみた感想を書いてみようと思う。

ポケトークには大きく2種類のバリエーションがあって、ひとつはWi-Fiか自分でSIMを買って入れるタイプ。
もうひとつはグローバル通信といって最初から2年期限だけどほぼ世界中で使えるSIMの入っているタイプ。
このタイプは2年を過ぎるとまた更新もできるようだし(もちろん有料、価格は不明)、2年経ったらまた新しい高性能の翻訳機があるはずなので、迷うことなくグローバル通信付きのタイプを選ぶのがいいかも。
グローバル通信付きは、本体のみと比べると約5千円高くなるけど、旅行に行くたびに購入するSIMのことを考えると2年間で5回以上海外に行くと考えるとそれほどでもない。いちいちSIMを入れ替えることを考えると、なんにも考えることなくどこにでも行けるのが素晴らしい!

使い方はとても簡単で、説明書もあるけど必要ないくらい。充電して言語を選ぶともう使える。あと、Wi-Fiを設定したければできるし(グローバル通信タイプはWi-Fiの設定もする必要はない)左右にボタンがあるので、どちらかのボタンを押した間に話した言葉が翻訳される仕組み。
翻訳はスピーカーからでる音声と、液晶に日本語と翻訳後の言語が文字で表示されます。
実際使ってみると驚くほど正確に自分の喋ったことばを読み取ってくれる。
なので、英語はそれほど得意ではないけど、日本語が正確であれば英語もそれほど間違ってはないと思えます。

で、全然問題がないのかといえば、問題はないのですが、ちょっと気になる点をいくつか。というか2つ気になる点があります。

ひとつ目は、翻訳する言葉を話す前にボタンを押す必要があるのですが、ボタンを押して音声入力の準備ができるまでほんの少しだけ間があります。
で、準備ができましたよ、とピロリンという電子音がなります。
それから音声の入力をします。
で、そのピロリンの音が大きすぎる!
これでは静かなレストランとかでの会話は恥ずかしくて無理~っていう感じ。そもそも翻訳機を使いながら静かなレストランで会話っていうシチュエーションはほとんどないと思うのだけど、普段使うにしてもこの音はかなり耳障り。
ネットの本機のレビューを見てもこの音に言及しているレビューは見たことないので他の人はそれほど気にしていないのか?
不思議だ。

このピロリンという音を独立して消音できたり小さくすることはできません。
翻訳後にその文章を読み上げてくれる音声はボリュームで調整できます。これはフルボリュームにすればかなり大きな声になります。
が、このピロリンも同様に大音響になります。
うるさい場所でもボリュームを大きくするとかなり鮮明に翻訳後の音声は聞こえるのですが、このピロリンまで大きくなるので、これはちょっと使えないな、と思います。
ソースネクスト様、できればこのピロリンの音を独立して調整できるようにアップデートできないでしょうか?
消音のみでもOK。別にこの音がなくても使用には全く問題はないと思えます。
いちばん気になるのはこの部分のみ。

もうひとつ気になったのは、ネットとの通信状況なのだろうけど、たまに翻訳ができる状態になるまで数秒(数秒といっても会話なのでとても気になる)もたつくことがあること。
そういった状態になると、音声の入力が終わりボタンから手を放しても、また翻訳結果の読み上げまで再びもたもたとします。
本体に辞書が内臓されているわけではなく、あくまでネットを通じての翻訳なので多少仕方がないとは思うけど、改良していただきたい部分ではあります。

以上2点の気になる点を書きましたが、それ以外はほぼ問題はないようです。
あとは現場?海外旅行でどこまで約にたつかということですが、それは実際に海外に持ち出して試行錯誤するしかないので、それはまた書きます。

関係ないけど、気になる翻訳機のイージートークを使っているところをユーチューブで見ると、やっぱり音声入力の時にあのピロリン音と同じような音が出るので、そんなものかなとも思います。
でもやっぱり気になる。

全部で74言語(テキストのみも含む)の対応があるとのことだけど、普通の人はほぼ使わないような気がしますね。
個人的には英語と、あと広域のアジアの言葉がつかえれば多分問題ないと思う。

翻訳機としては、多分全く役にたたないだろうと思うili(イリー)っていう双方向ではなく、日本語を英語と中国語と韓国語のみに変換してくれるだけの機械もありますが、これはどう考えてもどうしようもないでしょう。
オフラインで使えるというのが売りみたいですが、こちらの意思を伝えることができても会話相手の意思がこちらに伝わらなければなんの意味があるのでしょうか?
商品のコンセプトがよくわかりません。

というわけでこのピロリン音だけが気になり一時はヤフオク行きかとも思っていましたが、当分使ってみようと思っています。
実例に関してはまた実際に使ってからレビューします。

※ポケトークWは、ヨドバシやビッグカメラ等の量販店ではできないようだけど、ソースネクストかアマゾンで購入すると3千円くらい必要だけど、落下や水没の交換にも対応できる3年間の保証が選択できます。
これはいいかもです。
精密機械ではあるし、落下や水没にも対応してくれるのだったら3千円は高くないと思います。

【公式】POCKETALK_W (ポケトーク) 翻訳機 +端末保証(3年) ホワイト
リエーター情報なし
ソースネクスト