藁の楯 わらのたて [Blu-ray] 突っ込みどころ満載、でも面白い

これほんとに面白かった。

前知識がほぼ全くない状態で観て、最初から物語に引きこまれてしまった。
あまり関係ないですが、「大変なのは異様なシチュエーション、それができれば、ストーリーはなんとかなる」という星新一さんの創作に関する言葉を思い出しました。
異様な状況に置かれた登場人物達が、もがきながらもそれぞれの役割を熟していく感じ、いいですね。

大作と言われる邦画を観る度に何度も本気でがっくりしていたけど、この映画は観ている間ずっと目を離せなかった。
突っ込み所が多数あるにせよ、そんなことどうでもいいくらいの物語の展開とスピード感があるように思います。
ラストに関してももっと爽快感を出せばいいのにと思いながらも、これしかなかったような気もします。原作は知りませんが。

感動の大作だの観客動員数何百万人とかいいながら、正視に耐えないような映画つくっている方達は、この映画を観て少しは反省したらいいかもですね。
特に海難救助映画関係の方達・・・

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