神田「花田」で、辛味噌ラーメンを食べた。

神田駅近くにある「花田」は前々から気になっていたのだが、ランチタイム時に店内を除くといつも人で溢れている。
カウンターのみの店内なのだが、カウンターに座って食べている人の後ろにずらっとオヤジ達が順番を待って並んでいるのだ。
そんなオヤジ達が並んでいる前でラーメンなんて食べたくない、と思っていつも入店することはなかった。

今日は午前中の作業がなかなか終わらず、ランチの為に事務所を出たのが13時かなり過ぎ。
件の「花田」にも行列はなく、店内はわりと空いているようだった。
なので、はじめて店に入ることにした。

入り口の券売機で買ったのは「辛味噌ラーメン」750円也。
野菜増し、ニンニク、小ライス(これ小ライスというよりも極小ライス)がランチタイムサービスとのこと。
ニンニクとライスはいらなかったので、野菜増しのみを堅麺で注文。

数分後に出てきた辛味噌ラーメンは、それまで散々食べログなどで読んだとおりにどろりとした濃厚な味噌スープだった。
美味しい。けど好みとしては何度か通った京橋の「ど・みそ」ほどではない。
でも近くでこんな味噌ラーメンを食べることができるのなら、今後も何度も通うだろうなと思った。

ラーメンの味はどうでもいいけど、気になったことがある。
今日は店には行ってすぐのカウンターのいちばん端に座ったのだが、そこからはスープをつくっている人がよく見える。
野菜を炒めて、調味料を振ってスープを加えるという、多分味噌ラーメンに関してはいちばん重要なポジションの人。
野菜を炒める中華鍋は小ぶりで、1回で多分2~3人分しか調理できない感じ。
なので、ランチタイム時は、休む間もなく何度も何度も野菜を炒め、調味料を振り、スープを完成させている。

驚いたのは、というか当然かもしれないけど、彼は調理の度にスープの味見をしていた。
つくっては味見、またつくっては味見。
でっかいお玉から手元のレンゲにスープを移してから味見。で、味見また味見。
筆者がカウンターに座ってから席を離れるまでの間だけでも何回味見したかわからないくらい味見していた。

ラーメンのスープは化学調味料もわりと多めに入っているようだったので、あれだけ何度も味見をしていたら、多分すぐに舌は馬鹿になるし、油と化学調味料で舌だけではなく、胃や身体中がやられそうな感じ。
1回の味見の量は少なくても1日で味見したスープの総量はものすごいものではないかと思う。
彼のラーメン人生が長くは持たないのではないかとちょっと心配になった今日この頃。

でも美味しかったのでまた行きますね(^^)

今日は写真撮るのを忘れたので、写真なしです。


店名:花田 神田店

住所:東京都千代田区内神田3-20-6 第108東京ビル 1F