「世界初!!スピリチュアル☆FX 絶対にFXをやってはいけない」知井道通さんのKindle本

ここ数ヶ月FXをやっている。

やっているどころではなくて、生活全部がFXを中心にしているような感じ。
読む本もほとんどがFXテクニカル分析だの、ファンダメンタルがどうのといった本ばかりだし、帰宅してからはFX時間を主としてその合間に日々の雑事を片付けている感じ。
う~ん、いったい自分はどうなってしまったのか?と思う今日この頃。

きっかけは1冊の、というかキンドル電子書籍なのだが「世界初!!スピリチュアル☆FX☆絶対にFXをやってはいけない」というとっても怪しい題名の本だ。

この本は知井道通という、つい2年くらい前までは長距離トラックのドライバーで、現在は名だたる証券会社から運用を任されるくらいの凄腕トレーダーという、これまた怪しい経歴の持ち主。
書籍の写真でわかるように外見はもっと怪しい。金髪のハードなヤンキーっていう感じ。
最初は、スピリチュアル界の理論派である雲黒斎さんのブログで知って気になっていたのだが、雲黒斎・知井道通コラボ講演会みたいなものはチケットが一瞬で売り切れるようなので、実際に接したのはこの本が最初。

本書はFXのテクニックに関して解説したものではなく(3分の1程度はそんなことも書いてあるが)、半分は自叙伝のようなもの、残りの半分はチャート及びテクニカル分析の考え方というところだろうか。

最初読んだときはFXなんて全然わからないのだが、文章自体面白いのでなんとなく最後まで読めて、それから何度か読み返している。
ネットやその他の書籍、FXの実践によって知識が深まっていくにつれ、本書の内容もだんだんわかってくるという感じ。

先日東京でも本書の出版記念のような講演会があったので参加してみたが、書籍の内容よりもディープな話を聴くことができた。
知井道通氏も写真で見る以上に全身がいかがわしい感じでとてもよかった(^^;)

ちなみに話の内容は当然のように論理的であり、非常に納得できるものであった。
関係ないけど、その講演会、ひとりで参加している女性がとても多く、不思議な感じがした。それほどFXって一般に認知されているのだろうか?
知らないのは新聞もテレビもほとんど読んだり見たりしない筆者だけなのだろうか?

前から持っていたイメージとして、FXってギャンブルに近い金融商品というか、ハイリスクハイリターンな投資というか、そんな印象があったが、全然そんなことはなく現行の制度の中では、ミドルリスクであり、わりとハイリターンな投資っていう感じか?

現在の筆者の運用成績は2ヶ月やってトントン強。思ったより黒字になったというところ。
これが優秀なのか全然駄目なのかわからないけど、この奥深さはとても魅力的。
FXを全然知らない方に取っては格好の入門書ではないかと思う。
タイトルは最低(^^;)ですけどね、好きですけど(^^)
FXに興味はあるけどタイトルで食わず嫌いって方は、ぜひ手にとってみるのが吉かと思われます。

世界初!!スピリチュアル☆FX?絶対にFXをやってはいけない?
リエーター情報なし
知井 道通