「ベールを脱ぐ実在」スピ系の新刊・・・でもないけど。 読んでみた。

「カナダの覚者ついに登場」という帯に惹かれて読んでみました。
でも、う~ん、文章がほとんど頭に入ってきません。

ひとつひとつの言葉が絡み合っている感じでしょうか。
私と訳者の方との相性が悪いのでしょうか、それとも原書の文章自体がもともと分かり難いのか。
同じ訳者の他書を読んだことがないのでなんともいえないですが。
いままで同様の本をかなり読んできて、こういった本の内容が簡単に分かるとは思ってはいませんが、私にとっては最近読んだ本の中で、内容を把握するのがいちばん難かしい本のように思えます。

帯の裏側にある文章の一部を引用します。
『「真なるもの」は、完全な正直さと、その正直さが明らかにするものに対して開かれた穏やかな状態で身を任せることによってしか本当には明らかにならないことも分かりました』
前後の文脈もあるので、この一文だけを取り上げるのはフェアではないと思いますが、一例としてこんな感じの一見わかりやすそうですが、完全に文章の意味を掴むのに普段以上の集中力が必要な文章が延々と続く感じです。
かなり集中して読んでも、さっぱり意味の掴めない文章もかなり見受けられるように思えます。

もう少し英語力があれば、原書をあたりたいな、という印象を持ちました。

ベールを脱ぐ実在(リアリティ)(覚醒ブックス)
リエーター情報なし
ナチュラルスピリット