リコー「GR」がやって来た。本日は「GR」発売日!

GRがやって来た。

待ちに待ったGRの発売日。
うまいこと仕事が休みなので、自宅に到着するのを待つ。
お昼頃には到着。これまでのGRDシリーズに比べて小ぶりの外箱。
開けてみるとこんな感じ。
充電器は同梱されていないので、本体とバッテリー、充電ケーブルのみなのでシンプルな梱包。


取り出して早速セッティングをしてみる。
本体は報道のとおり、GRD4よりも少しだけ大きくなった。大きくなったといっても手に持った感じとしては、重さ厚みはほぼ変わらず、いちばん大きく変わったのは横幅。
横にあきらかに大きくなっている。
デジカメウォッチの比較表では、約9ミリ横に長くなっている。


フィルムのGRとほぼ同じ大きさだというが、GRD4と液晶画面のサイズは同じなので、それ以外の部分、十字スイッチや、ボタン類が並んでいる部分が幅広くなったみたい。
筆者的には、持ちやすくなって、GRD4よりいい感じ。
これまでのGRシリーズだと、右手の親指がどうしても液晶部分にかかってしまうが、このGRだったら親指はほとんど液晶に触れることなく、しっかりと本体をホールドできる。
こういう方向で大きくなるのは大歓迎だ。一段と持ちやすくなった。
気のせいか、マットな本体のザラザラ感がGRD4よりちょっと大きくなったような気がする。別にどうでもいいが。
現在GRD4は修理中のため比較はできない。

GRD4から使っているバッテリーDB-65は充電済みだったので、液晶保護シールを貼って、32GのSDカードを入れてさっそく試し撮りにでかけた。
でかけたのは、いつもの浅草。
浅草は、相変わらずの大混雑。日本人や外国人が入り乱れてややこしい感じ。
2時間ほど歩き回って200枚ほど撮影。



今回のGRで特筆すべきなのは連写で、連写枚数が1.5枚/秒から4.0枚/秒と高速化しているとあるが、実際手にとって連写してみるとGRD4まではいろいろと面倒なので使ってなかった連写が、このGRでは常時連写にしててもいいかなと思えるくらい体感的には早い。
連写枚数はセッティングによって違いが出てくるので、このいままでと全然違う感じは量販店なんかで体験していただければわかると思う。

撮影後PCで表示させてみると、GRD4とは全く違った画像が出てきた。
筆者の撮影法は、基本街撮りなので、ほとんど片手での撮影。
盗撮ではないが、できるだけ被写体に気づかれないように取りたいと思っているので、わりと不安定な状態でシャッターを押すことが多い。
なので必然的に手ぶれが多い。
これは街角スナップの場合仕方がないと思うので、それ以上に枚数を写そうと思っている。
なので今回のGRの場合GRD4と違って手ぶれ補正がないことが、どれだけ影響するのかなと思っていたが、今日のような晴れている屋外の場合、ほとんど問題がないことがわかった。
ほんの少しだけ意識して撮れば問題ない。
でも、ちょっと気を抜くと手ぶれしてしまいます。
有効画素数もかなり多くなり、ちゃんと撮るとかなり先鋭感のある画像が撮れるが、筆者のようにカメラを振り回すように撮っているとなかなか先鋭感のある写真は撮れない。
等倍で見るとかではなく、普通の大きさで見る分には、何の問題もない。

まあ、これまでGRD4等の手ぶれ補正つきカメラを長年使用することで鈍りきった感覚を、もう一度元に戻すという意味では、悪くないような気がする。

ただ、今回まだ試してないのが高感度。
今日は無理だが、暗くなってからの写りを試してみようと思っている。
GRは高感度の評判がいいようなので楽しみである。
実際GRD4までのGRDシリーズは夜は全然駄目で、特に夜の手持ち撮影はもともと諦めていたところがある。
なので、夜でも手持ちで撮影できるのなら、これまでの撮影範囲が広がるかなと思っている。

付属品の充電コードは、これ。


本体と繋ぐUSBコードは短くて50センチくらい。
これじゃちょっと短すぎるので、別に長いものを購入しようと思ったら、この小さなUSB端子の規格がわからない。
いろいろ調べてもわからないので、ペンタックスのサポートに電話。
対応してくれた方はとても親切で、MiniB端子の平型ミニ8ピンという規格を教えてもらった。
アマゾンですぐに注文、今日の夜に届きそう。

今後コスト削減のためか、このように本体で充電といった仕様が増えてくると思うのだが、できたら充電器は同梱して欲しいですよね。
筆者的にはGRD4の充電器BJ-6と、あと本体で充電できるので、同時に2本のバッテリーの充電が可能になって、ちょっとよかったかなとも思っている。
ただ、この充電器、壊れやすいらしく、実際筆者の持っているGX200に付属のBJ-6はほんとに壊れてしまった。
なので、予備というわけではないが、もう1台買おうかなとも思っている。
本体の価格を下げるためには充電器を付属させないのは仕方がないのでしょうか?

とにかくGR、最初手に取った感じがすごくよくて、ホールド感はどんなカメラよりもいいし、操作性は相変わらず最高、今後長く使えるかなと思っています。
メーカーには、やっぱりこのままの大きさで手ぶれ補正をつけてほしいということと、GRそのままのスペックでGXシリーズの再開。
それくらいでしょうか?
GRシリーズ、今後も期待しています。

RICOH デジタルカメラ GR APS-CサイズCMOSセンサー搭載
リエーター情報なし
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